腎臓外科・泌尿器科では、尿路や男性生殖器に発生したがん（腎がん、腎盂・尿管がん、膀胱がん、前立腺がん、精巣がん、陰茎がん）を中心に、内分泌疾患、尿路結石症、尿路感染症、前立腺肥大症や過活動膀胱などの下部尿路疾患、小児の先天性疾患（停留精巣、膀胱尿管逆流症、尿道下裂）、女性泌尿器科疾患（骨盤臓器脱、腹圧性尿失禁）など、多岐にわたる分野の診療を行っています。
血液透析・血漿交換などの血液浄化療法も担っており、県内唯一の腎移植施設として、生体腎移植および献腎移植を行っています。

当科は最先端かつ低侵襲で安全な医療を提供する方針のもと、診断から内科的、外科的治療まで含めた包括的な診療を実践しています。また、当科の特色かつ最先端医療を提供できる環境の例として、ロボット技術を利用した手術が可能な点が挙げられます。関連病院とも連携を図りながら、地域格差を感じさせることのないよう、県民の皆様にご利用いただける体制を整えています。全国に先駆けて開始した低侵襲かつ整容性を目的とした減孔式、単孔式腹腔鏡下手術も必要に応じて提供いたします。